ナラタージュ
- 原田崇央
- 2017年10月14日
- 読了時間: 2分

アラシックだらけ、野郎がいても、アラシックに連れてこられた彼氏くらいという、非常に肩身の狭い中での鑑賞だった。 予告編中、ずっと関係ない話をくっちゃべっているし、上映始まっても、ドアが開いたままで、外の音が聞こえるし、上映中に携帯のバイブ音が激しく響いているし、隣の女性はずっと、腹をグーグー言わせているし、嵐は好きだが、映画に興味ないって人が駆けつけているんだろうなと実感した。
それにしても、主要3キャラの誰にも共感できない話だった。坂健の役は途中まで、また、いいひと系の役なのか?と思ったが、途中からDV・ストーカー系になっちゃったしな…。まぁ、野郎が見れば腹立つ話だが、女性は好きそうだなとは思ったが。
それから、説明不足も多い。あと、ナレーション(というかモノローグ)や回想が多すぎ!いくら、人気小説の映画化でも、そこはきちんと描こうよって思う。今は、そんなこと言う人減ったのかも知れないが、自分が、映画の脚本とか編集とか演出の勉強をしていた頃は、ナレーション・回想の乱用はダメな作品って教わったんだけれどな…
評価できるのは、劇中劇として登場するウィリアム・シェイクスピアの名作戯曲の邦題をきちんと、「夏の夜の夢」としていたことかな。有名演出家の舞台でも、いまだに、「真夏の夜の夢」って邦題で上演していること多いしな…。原題のミッドサマーは直訳すると、確かに真夏だけれど、内容からすると、夏至と訳すのが本当は正しいんだよね。ただ、それだと、語感はイマイチだし、誤訳の「真夏の夜の夢」というのも馴染んでいるから、妥協案的に「夏の夜の夢」って邦題に改題したみたいな話を聞いた記憶がある。ちなみに、この劇中劇のシーンの「夏の夜の夢」衣装のかすみんは可愛い。
というか、かすみんは全編通して可愛い。あと、かすみんの濡れ場という表記をしているメディアもあるようだが、正直、全然、濡れ場ではない。ただ、多少の露出はしているので、まぁ、かすみんファンは楽しめるか…
どうでもいい話① 松潤の役、映画好きという設定だが、所有しているDVDの数、少なすぎではないか!
どうでもいい話② かすみんと坂健の組み合わせに親近感あるなと思ったが、よく考えたら、ビーイング系の曲名みたいな長ったらしいタイトルのドラマで共演していた…
どうでもいい話③ かすみん、ひよっこではナチュラルに田舎の高校生を演じていたが、本作の制服姿は、A◯女優とか風◯嬢のコスプレみたいだった…(暴言をお許しください)
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