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猿の惑星:聖戦記

  • 原田崇央
  • 2017年10月14日
  • 読了時間: 1分

まさか、猿惑で泣くとは思わなかった…

画面は暗めだし、台詞は少ないから、睡眠不足や体調不良で見たら睡魔に襲われる可能性はあるが、感動作だった。

そして、SF映画というよりかは戦争映画、あるいは西部劇に近いと言えるかもしれないと思った。

製作時期から推定すると違うとは思うが、壁建設のシーンなどは、どうしてもトランプ政権を思い浮かべるし、台詞にもあり、邦題にもなっている聖戦という言葉、そして、復讐に対する復讐というストーリー展開は、911以降の先進国対イスラムの関係を彷彿とさせる。そして、人間対エイプの争いは、トランプ政権誕生以前から連発している黒人射殺事件をも想起させる。そうした社会性は、怒りのデス・ロードがそうであったように、アカデミー賞主要部門にノミネートされてもよいと感じた。

この猿惑リブート・シリーズは毎回、アンディ・サーキスの名演が評価されているが、今回も素晴らしかった。VFXで手足のない人物を演じたり、特殊メイクで老人や異人に扮したりした俳優が賞レースを賑わすのに、モーション・キャプチャー演技を評価しないのは差別でしかないと思う。


 
 
 

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