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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
- 原田崇央
- 2017年11月10日
- 読了時間: 1分
「IT」を見た。ホラー映画であることには違いないが、青春映画(登場人物の年齢からいうと正確にはジュブナイル映画かな)にカテゴライズしていい作品だった。
「スタンド・バイ・ミー」とか「グーニーズ」が引き合いに出されるのも納得。(まぁ、「スタンド・バイ・ミー」は同じスティーヴン・キング原作だから共通点があっても、おかしくはないが)
そして、背景となっている80年代に合わせてエイティーズ・ナンバーが効果的に使われているのも印象的だった。「スタンド・バイ・ミー」で、オールディーズ・ナンバーが作品を彩っていたのとも似ているなと思った。使われている楽曲も、ヤングMC(ラップ)やアンスラックス(スラッシュ・メタル)から、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックまで幅広く、80年代洋楽世代にはたまらない。
ところで、洋画の字幕で固有名詞を日本人は知らないだろうって翻訳者が勝手に判断し、一般名詞に変更することは多いが(個人的には、こういうの大嫌い)、「ストリートファイターをゲームと訳すのは、観客を見下しすぎじゃないか!

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