戦場のメリークリスマス
- 原田崇央
- 2017年12月17日
- 読了時間: 2分
午前十時の映画祭で「戦メリ」を見た。自分より若そうな観客は、ほとんどいなかった…。
この映画をきちんと見たの、中学生の時に日曜洋画劇場で2回見て以来だ。(この作品が邦画か洋画かという議論はさておき) 最初に見た時は、つまらないって思ったけれど、2回目は、最後は感動的だなと思うようになったのを覚えている。久々に見た今回は、つまらないと思うことは全くなかった。子どもには、良さが分からないというタイプの映画なのかな。
この作品で感動するのは、戦時中はロレンスを見下していたハラが、戦後、ロレンスにミスターと敬称を付けて、メリー・クリスマスって言うところにあるよなと思う。
ところで、本作のクレジットのトップって、デヴィッド・ボウイだったのか…。どう考えても、ストーリー上でも、英題のタイトル・ロールになっているという意味でも、ロレンス役のトム・コンティが主演だと思うんだけれどな…。大スターへの配慮かな?
それにしても、この作品のデヴィッド・ボウイと坂本龍一は驚くほど美しいな…。BLとかゲイ・カルチャーには興味ないが…。 そういえば、デヴィッド・ボウイが二度と日本映画には出ないと話したという噂があったな。そして、その理由は、坂本龍一とキスさせられたからだろなんて推測もあったな…。(いい年して、制服着させられたから?それとも、砂の中に埋められたから?)
そして、坂本龍一といえば、今やネトウヨでなくても批判したくなる矛盾だらけ・偽善だらけの中途半端な反原発活動家・サヨク(左翼なんて、立派なものではない。ネットで安倍批判するしか能がない連中と同レベルで中身がないという意味で揶揄的に呼ぶ方のサヨク)として有名だが(JASRAC騒動の時も発言がブレブレだったし)、もしかしたら、本作やラストエンペラーで、日本軍人を演じて、精神面をやられた反動なのではないかという気もしてきた…。
あと、たけしの演技って、「アウトレイジ」シリーズとか、「龍三」なんかの最近の作品よりも、この頃の方が上手くないか?
それはさておき、テーマ曲は名曲だな。ただ、昔、担当していた番組で、クリスマスの話題で、この曲を使うのは禁止とか言っていたのは意味不明だったな…。

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