嘘を愛する女
- 原田崇央
- 2018年1月20日
- 読了時間: 2分
突っ込みどころ満載の作品だった。まぁ、長澤まちゃみ出演映画の大半は突っ込みどころ満載の作品だから、別に驚きはないが。風邪ひいている医者が、知り合ったばかりの女性にキスするシーンとか突っ込みたくなるな。それとも、実際の医者は病人を増やすために、そんなことをしているのか?
まちゃみ出演映画を映画館で見るのは、今回が21作目らしい。しかも、12作連続。ファンなのかな?
彼女が演じた役は自分勝手で嫌な女で全く共感できなかった。そう思えたってことは、彼女の演技が良かったってことなのかな?
映画館にはやたらと、中高年女性が来ていたようだ。もしかすると、高橋一生のファン層って、韓流スター好きと重なるのかな?個人的には、彼の演技って毎回同じにしか思えず、好きになれないのだが。何をやってもキムタクに近いものがあるのかな?そういえば、わろてんかでは脳卒中になった親友を見舞う役を演じていたが、本作では自分がくも膜下出血になる役なんだな…。そして、彼が演じた役が、女性が仕事関係の付き合いで飲み歩き、帰宅が遅くなるのを嫌っていたのは興味深いと思った。ネタバレになるので、詳細は言えないが、このキャラの出身地域は、広域では、うちの死んだ父親と同じ海域に属する。父親も、母親が仕事の付き合いで飲みに行き、帰宅が遅くなるのを嫌っていた。そして、そのたびに喧嘩をし、挙句の果てには別の女をつくり、家を出ていってしまった。あの海に面した地域の男というのは、女性が外で働き、しかも、仕事関係で飲むというのが嫌いなのかもしれないな。女は家にいるもの。働くのは自営の仕事だけって考えなのかな。
そして、キャストで忘れてはならないのが、川栄先生。出番少ないな…。でも可愛い。そして、演技も良かった。
ところで、本作をシャンテで見たが、これって、シャンテでやる映画か?TOHOシネマズ日比谷のオープンに合わせて閉館の話もあったシャンテが存続されたのって、シネコンでかからないような映画を上映する劇場を絶やさないためだったのでは?それから、シャンテに来る観客って、自分はリアルな映画ファンとは思えないんだよな。ここの観客って、エンド・クレジットが流れ出すと同時にとっとと席を立ち、帰ってしまうのが多いし。シャンテのつくりって、誰かが席を立つとスクリーンの一部が遮られるから、本当、エンド・クレジットが流れ出した瞬間に席を立つ連中が鬱陶しいんだよな。

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