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アカデミー賞ノミネート

  • 原田崇央
  • 2018年1月25日
  • 読了時間: 2分

ここ最近の米国のエンタメ系の賞は反トランプ的な作品を評価しなくちゃいけないみたいな風潮が強すぎて辟易している。勿論、そういう作品の中にもすぐれた作品はあるけれど、でも、そのおかげで、本来、評価されるべき作品が無視されているのも事実。グラミー賞の主要部門にエド・シーランがノミネートされていないのは、反トランプに結びつけられないからとしか思えない。

ちなみに、反トランプ作品というのは、黒人や障害者、同性愛者などのマイノリティーの人権を訴える作品や、女性の生き様を描いた作品、反戦メッセージを込めた作品など、いわゆるトランプ大統領が軽視している問題を扱った作品のこと。

ちなみに今回のアカデミー作品賞候補となった作品の主なテーマ(異論はあるかもしれないが)を挙げてみると

「君の名前で僕を呼んで」同性愛

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」反戦

「ダンケルク」反戦

「ゲット・アウト」黒人差別

「レディ・バード」女性の活躍

「ファントム・スレッド」ファッション業界

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」政治権力に挑むメディア

「シェイプ・オブ・ウォーター」障害者などマイノリティー差別

「スリー・ビルボード」警察批判・女性の活躍

「ファントム・スレッド」以外は、何らかの形で反トランプに結びつけられる作品ばかりである。個々の作品に恨みはないし、「ゲット・アウト」はすぐれた作品だと思うが、ここまで来ると、いい加減にしろと言いたくなる。現実世界で、自分たちの望まない人物が大統領になってしまったので、米芸能界は、こういう作品を評価して憂さ晴らししているようにしか思えない。


 
 
 

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