グラミー賞
- 原田崇央
- 2018年1月29日
- 読了時間: 2分
ブルーノ・マーズ大勝の最大の要因は、あまりにも反トランプ的な作品を評価しなきゃいけないみたいな今の米芸能界の風潮にあるのかなと思う。 主要部門で候補に挙がったケンドリック・ラマー、ジェイ・Z、チャイルディッシュ・ガンビーノなんてあたりは、ほぼ同一テーマだし、票割れしたのかなという気もする。(個人的には2017年を代表する音はケンドリックだと思うので、主要部門で彼が受賞できなかったのは残念だと思うが) そして、今回のブルーノの大勝で注目すべき点はR&B系の部門でも受賞しているってことかな。今まで、米国ではブルーノはR&B扱いされなかったからな…。それって、ハワイ出身とかアジアの血が混じっているとか、そういうところから来ているんだと思う。米国黒人って、差別されているって主張するくせに、自分たちは平気で差別をしているから、腹が立つんだよな。なので、米国音楽界でR&Bって認められたのは良かったと思う。勿論、彼の音楽はR&Bだけではなく、色んなジャンルがミックスされているんだけれど。 それにしても、同一アーティストが、レコード・オブ・ザ・イヤー(24K・マジック)とソング・オブ・ザ・イヤー(ザッツ・ホワット・アイ・ライク)を違う曲で同時に受賞するって異例だよな。
以下、今回のパフォーマンスやスピーチで気になった点
追悼コーナーの最後に、リンキンのチェスターを映し出した後に、自殺防止ソング「1-800-273-8255」のパフォーマンスに行くのは、全音楽ファン感涙だよな…。
アイルランドのバンドだけど、U2って、ニューヨークが合う。911後のスーパーボウルでパフォーマンスしたり、シティ・オブ・ブラインディング・ライツってニューヨーク賛歌を歌ったり、「ギャング・オブ・ニューヨーク」の主題歌を担当したり、ニューヨークには縁があるよな。
何で、シャギーでジャマイカン・イン・ニューヨークなんだ?シャインヘッドじゃないのか…。まぁ、コラボ・アルバムの宣伝なんだろうが…。
カントリーのリトル・ビッグ・タウンの背景がニューヨークの夜景って、色々、シャレがきいていていいな。
ケンドリック・ラマーとリアーナの受賞スピーチ。リアーナがやけに巨大化したように見える。リアーナが巨大化したのか、ケンドリックが薄いのか、どっちなんだ?

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