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今夜、ロマンス劇場で

  • 原田崇央
  • 2018年2月10日
  • 読了時間: 2分

どうやら、綾瀬はるか出演映画をスクリーンで見るのは本作が19本目らしい。そのうち、突っ込み所満載でない作品ってのはゲスト出演的作品を除くと1本しかないような気がする。(「海街diary」)そんな、突っ込み所だらけの綾瀬はるか出演映画だが、本作は今までのどの作品よりも突っ込み所満載だった。そして、どの綾瀬はるか出演映画よりも泣けた。

突っ込み所といえば、メイクの扱いが酷すぎる…。何で、白黒映画の世界から来た人が、その辺の化粧品を塗っただけで、白黒の体をごまかすことができ、現実の世界に溶け込めるんだよ。しかも、雨が降っても、メイクが落ちないって…。雑すぎ!

良く言えばオマージュ、悪く言えば限りなくパクリに近い要素も多い。直接・間接問わず、そういう類では?と思える作品としては、「ローマの休日」「カイロの紫のバラ」「ニューシネマ・パラダイス」「シンドラーのリスト」「タイタニック」などが挙げられる。そういう点では、パクリ大好きなCX作品って気もする(CX映画がワーナー配給って珍しいな…)

でも、そんなパクリだらけの作品でも何故か腹が立たない。それは、映画に対する愛を感じ取れるからだと思う。プロ・アマ問わず映画を作ったことのある人、直接・間接問わず映画に関わる仕事の経験がある人、マニア・ファン問わず映画が生活の一部になっている人、こういう人からしたら、この映画は否定できないな…。自分は学生時代に映像を学び、自主映画を作った経験もあるし、社会人になってからは映画関係の取材も経験したし、そして、何より子どもの頃から映画が好きでマニア気質もあるから、この作品は泣かずにはいられなかった。

あと、初めて本田翼を可愛いと思った。それから、柄本氏は相変わらず、色んな作品に顔を出すな…。本当に5人くらい、いるんじゃないのか?


 
 
 

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