top of page

クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~

  • 原田崇央
  • 2018年4月21日
  • 読了時間: 3分

今年もクレしんの映画を見た。ここ何作かではダントツで駄作だった。 オープニング曲(テレビでも使用しているきゃりーの曲、いつまで使っているんだろ?ここまで長く使われたクレしん曲ってないよな。いまだにクレしんをよく知らない人にはテーマ曲とされている「オラはにんきもの」より使用期間長いからな…)が流れた直後に、ニュースを伝えるシーンがあるのだが、そこでアナウンサーが「昨夜未明」と原稿を読んでいて愕然とした。この時点で、真剣に見る気が失せ、駄作の予感が漂ってきたが、予想通りの駄作だった。ヒロシの足の臭さをクライマックスに持ってくるクレしん映画には名作・佳作が多いが、本作は例外だった…。

一見、しんのすけたちと中華街住民が交流するのは親中(パヨク的)に見えるが、目的遂行のためには手段を選ばない中国人ヒロインの行動を描いているのは、今の中国の政治や経済にも通じると思った。そういう意味では、嫌中(ネトウヨ的)にも見える。まぁ、このアニメの放送局の出身者の中には、政治家になった途端にネトウヨ発言するのがいるから(○川とか)、ある意味、ブレブレなスタンスはこの局らしくはあるが…。ちらっと、立ち読みした雑誌に、インスパイアのもとは阿片戦争って書いたあったから、右か左かは知らんが、政治的思想があるのは確かだろうな。 そういえば、本作の悪役がコンプライアンスなんか無視しろ的な発言をしていたが、これも、今、この局の社員が他社に情報を提供したことを思い浮かべずにはいられないな…。 あと、春日部の町の描写がおかしい。大草原の背景に山がそびえ立つって、春日部じゃないだろ! そして、カンフー映画の達人は予想通り、出てきた。ブルース・リー先生とか、ジャッキーとかドニー兄貴とかサモ・ハンとか。でも、声優に水島裕使っているんだから、もっと遊べばいいのにと思った。そんなに、カンフー映画への愛はないのかな?ただ、きょうだい弟子同士が戦うってのはカンフー映画っぽいとは思ったが。 バトルといえば、ヨンローとお笑い3人組(スケバン)の珍しい対決を見ることができた。 文句ばかり言っているが、評価したい点もある。それは、天才でない者の感情を描いていることかな。何をやっても成功してしまう、天才のしんのすけに対して、努力の結果、力はつけているが、天才のしんのすけにはかなわないラン(今回のゲストキャラ)や、いくら努力しても上達しないマサオのダークサイドともいえる部分の描き方は見事だと思った。どこかのグループの前総監督が言っていた「努力は必ず報われる」なんて、ありえないからね。成功した人間が努力していたことはあるかもしれないが、成功した人間の全てが努力していたわけではないからね。本当に努力が報われるんだったら、もっと、日本の職場の給料は上がっているでしょ! とりあえず、この作品で一番良かったのは、ももクロの主題歌。ここ最近の彼女たちの曲では、ダントツで良い。緑はいないけれど


 
 
 

Commenti


Featured Posts
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
Recent Posts
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Long Shadow
  • Twitter Long Shadow
  • SoundCloud Long Shadow

© 2023 by PlayPlay. Proudly created with Wix.com

bottom of page