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犬ヶ島

  • 原田崇央
  • 2018年5月26日
  • 読了時間: 2分

「犬ヶ島」を見た。アメリカ映画なのに、オープニング・タイトルでフォックスとカタカナで表記されているのは不思議だ…。 登場人物(人間以外も含む)が多いし、一瞬しか出ないのも多いし、似たキャラクターも多いので、誰が何やっているか後で検索するまで分からないのも結構多かった。ただ、オノ・ヨーコ(フォックスはヨーコ・オノ表記にしているが…)は、役名もヨーコ・オノだったので、すぐに分かった。英語の台詞はアジア人の話す英語だし、日本語の台詞は外国人の話す日本語だった…。 日本語の台詞に英語のボイスオーバーがかかったり、犬は英語を話し、日本人は日本語を話す、でも、留学生がリーダーシップをとっている高校生は英語を話す、そして、主人公は日本語を話すがカタコトという世界観はメチャクチャだし、県なのにトップの肩書きが市長というのは変だし、爆発のシーンが原爆っぽく見えるのは、どうなのよ?って思ったが、まぁいいか、面白いから…。 でも、この映画って、反犬感情を政治家や企業が利用するって話だけれど、これって、反コリアン感情を利用している日本を批判している話じゃないのか?何か、日本愛にあふれた作品みたいな宣伝されているけれどさ…。確かに、日本カルチャーへの愛やリスペクトはあるけれどね。北野監督長官とか、東宝山旅館とかね。あと、少数の外からの意見を取り入れて運動していることを揶揄する権力側の人間が出てくるが、これって、沖縄問題に対する偏った思想の人間を皮肉っているでしょ。なので、ネトウヨ寄りの思想を持っている人は親日映画だと思って見ると、発狂すると思うよ。 あと、その親日をアピールした宣伝がうまくいっているのかどうかは知らないが、ほぼ、満席状態だったのには驚いた。アート路線の洋画アニメーションがヒットするって異例だよな。でも、上映中にトイレか何かで席立つ輩が多かったし、イビキも聞こえたし、眠いのか何か知らないが、前のめりになって鑑賞している輩が視界に入って鬱陶しかったし、多くの観客には楽しめていなかったようだ。まぁ、自分は楽しめたけれどね。これは、見る人を選ぶ映画だと思うな…。


 
 
 

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