ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―
- 原田崇央
- 2018年8月25日
- 読了時間: 2分
ちいさな英雄と詩季織々、よく比較されるが、ちいさな英雄は1作品ごとにクレジットと映倫マークが出るから短編集って感じなのかな。詩季織々の方は、共通したテーマや各エピソードがクロスするところもあるから、オムニバス映画って感じかな。
それにしても、短編って、実は長編見るのと労力って、そんな変わらないんだよな。何か尺とかでしか判断できない人多いけれど。ワイドショーとかニュース番組で流れるVとかでも、10分の特集でも、30秒のフラッシュネタでも労力は変わらない。でも、プロデューサーとか視聴者の中には、長い方が偉いみたいに思っているの、結構いるんだよな…。オムニバスというよりかは、短編の連続上映と呼んだ方が正しい本作を見て、そう思った。
そういえば、主題歌は木村カエラが担当しているが、何か久しぶりって感じ。まぁ、調べてみると、全盛期ほどではないものの、コンスタントに活動はしていたようだが…。何か、実際はアイドルに近いのに、アーティストとして扱わなくてはいけない。そして、彼女の音楽を嫌いと言ってはいけない。そんな風潮が好きになれなかったが、いつの間にか、印象が薄くなっていたな。ギター女子のブームの辺りからかな?カエラの印象が薄くなったのって?音楽性の好き嫌いを抜きにして、実質アイドルなのに、アーティスト呼びしなくてはならないという点では共通しているし…。
話を作品自体に戻すと、3作の中では、透明人間が一番良かったかな。ディズニーとかピクサーの短編でも、こういうテイストの作品あるよなと思った。あと、透明人間は違うが、それ以外の2作は最後に「おわり」って出るの
が、ジブリっぽいよなと思った。ポノックは、ジブリもどきのままでいるつもりか?まぁ、ジブリ同様、日テレや東宝が絡んでいるし、縮小したジブリの代替品みたいなポジションを引き受けているのだろうが。何だかな…という気もする。

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