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君の膵臓をたべたい

  • 原田崇央
  • 2018年9月5日
  • 読了時間: 3分

アニメ版「牛の肝臓をたべたい」、じゃなくて、「君の膵臓をたべたい」を見た。実写版を見て、突っ込みどころ満載な内容であることは重々承知なのに、そして、そんな内容でも泣けてしまったので、泣けるポイントは分かっているはずなのに、このアニメ版でも泣いてしまった。実写版の浜辺美波も可愛いが、この2次元版のヒロインも可愛い。そして、実写版よりも、こっぱずかしい感じというか、萌え度というか、エロさが増している。ほとんど、深夜アニメのノリだよな…。

とりあえず、文句を言いたいことや、疑問点を列記。

タイトルは「たべたい」なのに、主人公が送ったメールは「食べたい」ってのは、どうなのよ?まぁ、日常生活から考えれば、高校生にもなって、食べたいを漢字で書けない方が問題なので、主人公が漢字でメールを送るのは正しい行為で、タイトルの方がおかしいんだけれどさ…。

メールついでに、言うと、高校生がメアドという言葉を使ったり、CDの貸し借りをしたりしているが、その一方で、スマホも出てくる。一体、いつの時代の話なんだ?実写版は、大人になった主人公が高校生時代を振り返るって話になっていたから、ちょっと過去の話として見ることができたが、原作ではどうなんだろうか?原作小説もコミカライズも買ったが、読まずに売っ払ってしまったからな…。

あと、原作や実写版も含めたキミスイ最大の突っ込みポイントに関するニュースが伝えられるシーンだが、ストレートニュースなのに、アナウンサーが本日夕方ごろとかって原稿を読んでいるのおかしいだろ!本当、日本の映画・ドラマ・アニメの関係者ってのは、ニュースを見ないし、新聞を読まないよな。日本の映画・ドラマ・アニメが海外作品に比べてリアリティがないのは、製作者がニュースを見ない、新聞を読まないってのが大きいと思うな。そういえば、ヒロインが殺されたのって夕方のなの?待ち合わせは昼じゃなかったっけ?

それから、主人公の名前が観客に分からないのも不自然だよな。あと、主人公が同級生女子、しかも、嫌われている相手を下の名前のさん付けで呼ぶのも不自然。

まぁ、でも、ブルーレイ化されたら買っちゃいそうだな…。

それにしても、この夏、色んな劇場用アニメ映画が公開されたが、子ども向け、ヲタ向け以外の一般映画ファンにアピールするような作品って、どれも苦戦しているよな。「未来のミライ」「詩季織々」「ペンギン・ハイウェイ」「ちいさな英雄」どれも、興行的には成功とは言えないもんな…。「君の名は。」「聲の形」「この世界の片隅に」なんてあたりが続けてヒットしたから、子ども向けでも、ヲタ向けでもないアニメ映画でもヒットするって勘違いしたんだろうな。そんなのは、ごくマレなのに、何本も公開したって、一般観客はフォローしきれないなよねって思う。だから、数少ない、ヒット常連だった細田作品「未来のミライ」ですら、埋もれてしまったんだろうなと思う。まぁ、「未来のミライ」に関しては、出来がイマイチだったというのもあるが。ちなみに、上記に名を挙げた今夏のアニメ映画は全部見ている…。


 
 
 

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