クライング フリー セックス
- 原田崇央
- 2018年9月8日
- 読了時間: 2分
短編なのに、1本立てで劇場公開された「クライング フリー セックス」を見た。舞台挨拶付きの上映だったが、本編の上映時間と舞台挨拶の時間が、ほほ同じだった。
見た感想は、ようつべで暇つぶしに見るネタ動画としては面白いが、映画館で短編映画として見るには耐えがたい作品だと思った。ギャグも寒いし、合成はチャチいし、技術スタッフが実質1人しかいないとはいえ、音が悪すぎる。
それでも、場内が大爆笑だったのは謎だ。サクラか?何か、関係者とか知り合いが自腹負担をさせられて見に来たって感じのが多そうだったし。自分もカタギではないから分かるが、何か、カタギっぽくない観客が多かったんだよな。
あと、上映中もずっと、帽子をかぶっていたアホな観客がいたが、これなんて、映画館で映画を見慣れていない証拠。とりあえず、サクラ的に呼ばれたから来たって感じだな。
しかも、舞台挨拶で監督と思われる人が、今夜、バーで映画をイメージしたカクテルが出されるみたいな話をしていたが、これなんて、完全に観客としてやってきた関係者や知り合いへの打ち上げのお知らせにしか思えなかった。
上映館が新宿K's cinemaで、スタッフ・キャストが私費を提供orほぼタダ働きみたいなところは、「カメラを止めるな!」とかぶるところも多いが、出来は、全然違うな。カメ止めは著作権問題や、キャストが逆に資金を出しているところなど問題は多々あるが、出来は良かったからな。
このクライング〜は、カメ止めのようには広がらないと思う。タダなら見るって人はいると思うが、いくら500円でも入場料払ってまで見る映画ではないと思う。

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