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イコライザー2

  • 原田崇央
  • 2018年10月7日
  • 読了時間: 2分

ご都合主義な箇所は多いし、説明不足というか、シーンとシーンのつなぎが荒いというか、そういう部分も見受けられるし、複数のエピソードがどう融合するかも簡単に先読みできてしまう。

でも、それがどうしたって言いたくなるほど格好良い!というか、男臭くてたまらん!

本当、本シリーズをはじめ、「サウスポー」や「マグニフィセント・セブン」など、アントワーン・フークア監督って、男臭い映画なら任せろって感じの人だよなと思う。

今の日本は、女性受けする映画、あるいは、そうでなければ、オタク向け作品でないと、なかなかヒットせず、本作も上映館が少ないが、やっぱり、娯楽映画って、こういうもんだよなと思う。 特にクライマックスの嵐の中のバトルなんて、笑ってしまうくらい、格好良かった!

最近、米国では、過剰なMeTooとかBLACK LIVES MATTERみたいな運動が展開され、女性や黒人の主張に少しでも疑問を挟むと、バッシングされる傾向があるが、本作では、さりげなく、「差別されていると主張するだけで、何もしないのはダメだ」というメッセージを織り込んでいたのは共感が持てた。監督も主演も黒人なのに、よくぞ言ったという感じだ。

というか、バッシングを恐れて、下手にMeTooやBLACK LIVES MATTERにコビ売った作品よりも、リベラルかも知れないと思った。何しろ、事件に巻き込まれる“ヒロイン”は黒人男子学生だし、主人公の唯一の友人とも呼べる元同僚は、オシャレに興味ない女性だからな。


 
 
 

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