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恋のしずく

  • 原田崇央
  • 2018年10月28日
  • 読了時間: 2分

現在の日本を代表する若手演技派女優、川栄先生初主演映画「恋のしずく」を鑑賞した。 川栄先生と言えば、ヤンキー系と地味系が2大持ちネタとして有名だが、本当、地味系の役を演じた時の川栄は可愛い。

まぁ、話はよくある話だったが…。悪くはないけれどね。ただ、ちょっと、エピソードを詰め込みすぎな気はする。もう少しきちんと描いてもいいのでは?と思った箇所もいくつかあったし。

そして、こういう仕事ものの映画を見ると、改めて、日本の職場って、前近代的だよなと思う。

・パワハラ・セクハラは当たり前 ・実習の学生に早朝から深夜まで働かせる ・公私の区別が少ない ・職場のトラブルで起きた損害を労働者に負担させる ・飲みニケーションでことが進む (関連して、某登場人物が飲酒しない理由が、車の運転ではなく、実は◯◯していたからというのも描かれていた) ・昔ながらの経験や勘が重視され、効率が悪くて非生産的

まぁ、映画自体の出来は悪くはないんだけれどね…。

それにしても、死の直前にあった、大杉漣が、作中でも、死の直前にあるキャラクターを演じているのは、嫌でも現実と重ねて見てしまうよな。「日日是好日」で後進に道を譲る師匠を演じた樹木希林もそうだったが、名優というのは、生命とキャリアの終盤が重なるものなのだろうか?


 
 
 

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