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TOHOシネマズ錦糸町 楽天地

  • 原田崇央
  • 2018年11月17日
  • 読了時間: 3分

楽天地の映画館が改装休業を経てリニューアルされ、TOHOシネマズ錦糸町の別館になった。

これで、下町からは上野の成人映画上映館を除くと、入替制でない映画館はなくなってしまったのかな?ちょっと下町っぽい雰囲気がなくなるのは寂しい気がするな。 あと、ドリンク・フード代が下町価格でなくなったのも残念なことかな。楽天地の映画館はドリンク代が安かったのにな…。最近は値上げされていたけれど、ひと昔前は、ホットコーヒーが100円だったからな…。値上げされても、200円だから、シネコン価格よりは遥かに安かった…。

あと、最大スクリーンが楽天地時代は400席弱だったのが、TOHOシネマズ錦糸町楽天地では最大スクリーンが350席弱だから、ちょっと、規模は小さくなったのかな。これも残念。 楽天地ビル内における映画館部分面積は楽天地シネマズ時代と変わっていないみたいだし。

でも、相変わらずボックスオフィスはあるんだな…。文字通りボックス状のオフィスの中のスタッフとガラス越しにやりとりするシステムって、シネコンでは基本ないし、ミニシアターでもないのが当たり前になったけれど、下町の券売機購入が苦手なシニアのために残したのかな?そういえば、シニア観客の多い銀座・有楽町・日比谷地区も新しいTOHOシネマズ日比谷は別だけれど、いまだにボックスオフィスのある映画館って多いよな。

それにしても、このTOHOシネマズ錦糸町楽天地、別館ってレベルではないほど、本館のTOHOシネマズ錦糸町オリナスからは離れているよな…。 TOHOシネマズ日比谷の別館(旧スカラ座・みゆき座)は、地下道で繋がっているし、丸の内ピカデリーの3は、同じマリオンの敷地内にあるけれど、TOHOシネマズ錦糸町の場合は、本館のあるオリナスを出た後、錦糸公園を横断し、さらに、ロッテシティという、そこそこ規模のある商業施設と、個人経営の店やファストフード店を通過しなければいけないし、間に信号もあるんだからな…。別館扱いにするのはどうなんだろ?って感じかな。

そういえば、今までは、TOHOシネマズ錦糸町では東宝の直営館ではなく、楽天地が運営していために、TOHOシネマズを名乗っていても、幕間に東宝シンデレラがナビゲートする新作情報は流れなかったんだけれど、今回のリニューアルによって流れるようになって驚いた!以前からのオリナス部分もリニューアルされた楽天地部分も楽天地運営なのに…。というか、楽天地って、東宝のグループ企業なんだから、今まで流れていなかったのが、おかしいんだよな。まぁ、一般企業でも、子会社や関連会社の社員を見下す傾向は強いから、そんな感じだったんだろうな。でも、最近、下町に対する見方が変わり、住みやすさとか、交通の便とかが評価され、住みたい街とかに選ばれるようになったから、東宝も、そんなグループ企業差別なんかしている場合ではないと考えるようになったのかな? でも、相変わらず、亀戸の結婚式場のCMという、めちゃくちゃローカルなものは流れるんだよな…。

とりあえず、リニューアルの感想としては、新しくてカーペットがふわふわしている映画館は下町っぽくないなって感じかな? 下町のシニア映画ファンには途中から入って、休憩を挟んで、次の回の見たところに来たら帰るみたいな見方をしているのも多かったし、座席指定に慣れてないのも多いから、何か、上映開始直後は戸惑っているシニア観客もいたかな。


 
 
 

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