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ルーベンス展―バロックの誕生
- 原田崇央
- 2018年11月22日
- 読了時間: 2分
最近、何か違う気がする上野の各美術館だが、ルーベンス展では、逆に新たな客層によって、プラスの面も出てきたかなとは感じた。
国立西洋美術館は、結構、ボリュームのある常設展も一緒に見られる(しかも、その常設展示の中でも企画展をやっている)のが魅力で、自分は時間がある時は、なるべく常設展も見るようにしている。
以前は、あるブロックに自分以外、誰もいないぞ!どうなってんだ!もったいない!と思うようなことが結構あったが、今日は、そんなに人気のない展示会よりも人がいた。つまり、ルーベンス展を見た人の多くが常設にも流れたってことでしょ。まぁ、イベント好きな人には、タダでもらえる、タダで見られるみたいなのが好きな人が多いから、タダなら見ようとなっているんだろうね。あと、常設展は原則、撮影OKというのも、そういう、リア充・パリピ的な人に受けるんだろうな。
常設では、いろんなジャンルの展示がされているから、自分好みの作品に出合う可能性もあるし、これをきっかけに、こういう人たちが、今後、本格的にアートに興味を持ってもらえるかもしれないので、これは良い傾向だと思う。
ところで、常設展では撮影OKで企画展は撮影NGってのは何故?企画展は、絵葉書とか、複製画とかグッズを売りたいから?なんか、日本のコンサートがいまだに撮影禁止なのは、生写真やDVDを売りたいからってのと一緒だな。いい加減、こういう発想やめろよ!って思う。
あと、常設展示作品の撮影って、フラッシュNGにした方がいいんじゃないのかな?作品が傷みそう。
今回、常設展示スペースでやっていたローマをテーマにした企画展、ぶっちゃけ、ルーベンス展よりも良かったかも。
そういえば、国立西洋美術館で「睡蓮」見たの、何回目だろ?何回見ても飽きないよな。

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