キャプテン・マーベル
- 原田崇央
- 2019年3月23日
- 読了時間: 2分
「キャプテン・マーベル」は、単なる時代背景の効果音、生活音として、90年代音楽を使っているだけって感じだったな。公式がストリーミングで使用曲のプレイリストなんて出しているからおかしいと思ったが、90年代音楽満載というステマでおっさん・おばさんホイホイしようという狙いだったのか。
まぁ、去年の「ブラックパンサー」の黒人の権利主張に続いて、本作では、女性の権利主張で賞レースに参戦しようという目論見でもあるんだろうから、そのBGMとして、女性ボーカル曲や、男性ボーカルでもリベラル寄りのオルタナ系を使っただけなんだろうなという気がする。
R.E.M.なんて大好きなバンドで本作には2曲使われているらしいが、1曲はどこで使われたか分からなかったもんな…。 というか、家のラジオから流れている曲みたいな感じの使われ方とか、ほんの一瞬だけ流れる曲とか、生活音とか効果音みたいな使われ方が多いんだよな。
エンド・クレジットに流れるホールを除くと、きちんと曲を聞かせる使われ方の曲って、ニルヴァーナ「カム・アズ・ユー・アー」やノー・ダウト「ジャスト・ア・ガール」くらいだよな。
とりあえず、本作の製作陣がニルヴァーナとホールが好きなのは分かった。ニルヴァーナのカートとホールのコートニーは結婚していたしね。揃って使われ方が良いってのは、そういうことなんだろうな。
それにしても、映像処理された若い姿で登場するサミュエル・L。俺が俳優だったら、嫌だなそんな演技するの。同じ自分の顔が出ない演技でもモーション・キャプチャーとか特殊メイクとか声優とかスーツ・アクターとかなら分かるけれどさ。
あと、ジュード・ロウはホームズにハリポタにマーベルと大型原作実写映画には欠かせない存在なんだな…。
ところで、エンド・クレジットが流れ出すと同時に席を立ち、人の目の前を堂々と去っていく輩が結構いたが、こいつらって、何しにアメコミ映画見に来たんだ?あと、本作は、冒頭にスタン・リー追悼ロゴも出るが、その時も画面を気にせずに堂々と身を屈めずに遅れて入ってきたのもいたしな。

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