ザ・フォーリナー/復讐者
- 原田崇央
- 2019年5月17日
- 読了時間: 2分
やっと日本公開されたジャッキーの「ザ・フォーリナー」を見た。
(久々に全米興行収入ランキングトップ10入りしたジャッキー映画なのに日本公開遅すぎ!)
最近のジャッキー映画の中ではアクション・シーンに結構満足いく方かも。そこらへんのものを使ったアクションとか、屋根の上のアクションとか、ジャッキーらしいアクションが展開されていて、話は重いが久々に満足感のあるジャッキー映画だった。NG集がないのは残念だが…。途中、ジャッキーがほとんど出てこない箇所があったのも残念かな…。
それにしても、ピアース・ブロスナン老けたな…。
ところで、作中で60代と言及されているが、娘の年齢とかを考えると、もっと若いのでは?とも思えるし、軍歴とかを考えると、もっと年上なのでは?という気もする。まぁ、ジャッキーは年齢不詳なイメージだからいいか?
内容は、日本の地上波ニュースではほとんど報じられないが、新IRAが台頭する現在を反映した、なかなか社会性あふれるタイムリーな作品だった。
90年代まではIRA問題は普通に地上波のニュースでも流れていたが、最近の新IRA問題なんかはほとんど流れないよな。結局、地上波のニュースと称した番組はワイドショー化してしまったから、米、中、朝鮮半島以外の海外ニュースは日本人が絡まないと放送されないんだよな…。
そういえば、邦題表記がフォーリナーなのが、ちと気になった。foreignは通常、フォーリンとカタカナ表記される。だから、それに人を表すerがついたforeignerはフォーリナーと表記するのが正しいのかもしれないが…。
やっぱり、アイ・ウォナ・ノウとかガール・ライク・ユーとかセイ・ユー・ウィルとかのイメージで、foreignerはフォリナー表記がしみついているからな…。
タイトルがフォーリナーと単数形だが、これは、英国市民なのにチャイナ野郎扱いされる主人公(かつて英国に統治されていた香港の出身者が英国市民扱いされないというのも反映しているのかな)のみならず、同じ白人でも英国人扱いされない北アイルランドの人たちのことも指しているのかな 。
追記
ジャッキーがプロデューサーとエグゼクティブ・プロデューサーの両方でクレジットされていた。そんなこともあるんだな…。どういう役割分担なんだ?

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