アベンジャーズ/エンドゲーム
- 原田崇央
- 2019年5月18日
- 読了時間: 3分
やっと、アベンジャーズ/エンドゲームを見ることができた。
GW中はそんなに休みが取れなかった上に、休みの日は、某アイドルの卒業コンサートに時間が取られてしまった。
GW明けは、世の中を知らなさすぎるアホな政財界の連中が10連休なんてのを実施させてしまい、病院が休みとなり、世の中に菌がバラまかれたので、体調を崩してしまい、なかなか、本作を見る気力が起きなかった。
何故、そんなに体調を気にしたりして、見るのに億劫になっていたかというと、上映時間が3時間強もあるから。
持論としては、昔の映画みたいにインターミッションが挟まるならともかく、そうでもないのに、上映時間が2時間半を超える映画や、続編ではなく、最初から前後編とか◯部作で作る映画は、どんなに面白くても、感動しても、駄作とまでは言わないものの、編集できなかった失敗作だと思っている。
2001年宇宙の旅なんて、2時間半ないのにインターミッションが挟まっていたし、スター・ウォーズの最初の3部作や2つ目の3部作は、次のエピソードが3年後だし、1本作ってから、次のエピソードを作っていたから、普通の続編と体制はそんなに違っていなかったし。
もちろん、2本まとめて作ったバック・トゥ・ザ・フューチャーの続編2本とか、一番短いエピソードでも通常版で2時間58分もあるロード・オブ・ザ・リング3部作とか、前後編ものや、3時間超え作品でも素晴らしい作品はいくらでもある。
でも、1本にまとめられなかった。上映時間を2時間半以内におさめられなかったのは、監督や編集マンの能力不足だと思うんだよね。
これは、自分が放送枠、コーナー枠という尺制限のあるテレビの仕事をしているので、そう思うのかもしれないが…。
アベンジャーズ名義では前作に当たるインフィニティ・ウォーは元々、前後編になるはずだった。それが、ストーリーの都合でインフィ二ティ・ウォーとエンドゲームという別タイトルの2本になったということだが、実際は2本の話は密接につながっているからな…。
つまり、前後編な上に、そのうちの1本は3時間超という、持論からすれば落第作なんだよな。
でも、今年見た他の2時間程度のアメコミ映画と体感時間は大して変わらなかったし、尿意の方も漏れそうというレベルにはならなかったから、出来は良かったのではと思う。
泣けるシーンもいくつかあったし。
泣けるといえば、日本の公式ツイッターが、感動シーンのネタバレともいえるフレーズをハッシュタグにしたキャンペーンやっているが、バカじゃないのかと思った。本当、日本の映画の宣伝って頭悪いの多いよな…。
ただ、盛り込みすぎで、これまでに登場したキャラの出演シーンとかで印象に残らない箇所もいくつかあったなとも思った。まぁ、シリーズのマニアはリピートするんだろうが、自分は見たい映画が他にも何本もあるから、流石に3時間超の本作をまた映画館で見ようとは思わないかな。
その辺が、タイタニックやアバター、ロード・オブ・ザ・リング3部作との違いかな。タイタニックとアバターは2Dと3Dで1回ずつ、ロード3部作は通常版とロング版を3作とも1回ずつ。つまり、計2回、映画館で見ているが、エンドゲームでは、そういう気は起きないよな…。
この後、公開されるマーベル映画ともストーリーは繋がっているのに、完結編的なこと言われてもねという気もするが、とりあえず、2008年のアイアンマンから始まった、アイアンマンを中心にしたユニバースは一区切りということで、ちょっとだけ寂しい気はするかな。
この11年間のマーベル・シネマティック・ユニバース全22作の中で何故か2本だけ見ていないが、見た中で一番面白かったのは、やっぱり、最初のアイアンマンかな。次が、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの2本かな。
そういえば、今回のエンドゲーム、曲の使い方が、ガーディアンズっぽかったな…。

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