京アニ放火事件
- 原田崇央
- 2019年7月21日
- 読了時間: 2分
京アニ放火事件で思うこと。 これまでの京アニに対するアニメファンの評価は過大評価だと思っている。 はっきり言って、こういう人は米国のアニメーション映画、特にディズニーやピクサーの作品を見たことない人でしょ?としか思えない。 音声と動きが合っている。風景がリアル。そんなのは、ディズニーやピクサーでは当たり前。というか、ディズニーは太平洋戦争より前から、そういうのをやっていた。 ただ、日本では、ジブリ以外のアニメでは、そうした作品が少なく、劇場版と銘打っている作品でも平気で止め画や、モブキャラが全く動いていないなんてのが当たり前になっていたから、日本のアニメしか見ない人にとっては、すごいと思えただけ。 作画にしろ、アニメーターの雇用条件にしろ、「日本にしてはすごい」という条件付きでしか褒められるものではないのが事実だと思う。 そんな、無知なアニオタの過大評価で調子をこいて、エンドレスエイトなんてものが出来てしまったり、京アニ出身のヤマカンという監督が炎上芸人となってしまった部分もあると思う。 でも、好きな作品は結構ある。 山田尚子が監督した劇場用作品なんて、4本とも映画館で見たが、どれも好きだしね。 あと、ハルヒにしろ、エンドレスエイトでの大ブーイングによって堕ちた名声をその後の劇場版「涼宮ハルヒの消失」できちんと回復したしね。 とりあえず、放火した奴は理由はなんにせよ、許せない。仮に京アニに恨みがあるとしても、社長とか名の通った人がいる本社ではなく、無名のアニメーターたちのいるスタジオを攻撃したのは許せない。
最近のこうした無差別攻撃って、なんで、恨みの対象でない自分よりも弱そうな人間を攻撃するんだろうって思う。権力側に恨みがあるなら、権力側に対決を挑めよ!って思う。

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