松方コレクション展
- 原田崇央
- 2019年7月27日
- 読了時間: 2分
入ってすぐに睡蓮を展示するというのは入口付近が混雑してしまい、導線的によくないと思う。
それから、一つの展示ブロックに企画展全展示品の半分くらいが並んでいる箇所があったが、ごちゃごちゃしていて見にくい。特に2段、3段重ねで上部に展示された作品は照明が反射して、テカリまくりで見にくい。
展示の仕方は意味があるとか、海外の美術館のようだとか、個人のコレクション感があっていい、みたいな声もあるが、ごちゃごちゃと客が密集する日本の狭い美術館の企画展には不向きだと思う。
あと、展示品の説明で松方に氏を付けるのはどうなのかな?美術館側にとっては呼び捨てしにくいのかもしれないが、外に見せるんだから、外部からかかってきた電話に「○○さんはいらっしゃいません」って言うようなもんだと思うのだが。
自分は国立西洋美術館へ行くと基本、常設展も見ることにしている(どうしても時間に余裕がない時とか改装中の時は除く)。通常はすいていることが多いが、今回は結構入っていた。まぁ、本来、常設展は松方コレクション展だからな…。なので、常設展スペースに睡蓮がないのはちょっと寂しかった…。まぁ、企画展で睡蓮は見ることができるが…。
ところで、チケット売場がやたらと混んでいたが、その原因の多くは中国人のせいだなと思った。
高校生無料とか、年齢問わず常設展無料とかをやっている日だったらしいが、その無料の仕組みが中国人にはきちんと理解されていないようだ。
中国人が学生証を持っていない問題で時間を食っているケースも見かけた。ところで、国立西洋美術館のHPの高校生無料デーのところに学生証提示って書いてあるが、高校生は学生証は持っていないぞ!高校生が持っているのは生徒手帳だぞ!国の文化機関なのに、そんなこと間違えていていいのか!
それにしても、美術館の鑑賞者のマナーって、年々酷くなっているよな…。中国人に限らず、日本人もね!
まず、作品を指さすな!話し声がうるさい!携帯を鳴らすな!
あと、赤ちゃん連れを叩いた人間がバッシングされる風潮だから何してもいいと思っている赤ちゃん連れが多いが、美術館で赤ちゃんをギャーギャー泣かせるんじゃない!
追記
いつからハングルや中国語の展示品リストを入口に置くようになったんだ?知らずにいつもの感じで手に取ったら読めない言語で書かれていて困った。

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