かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
- 原田崇央
- 2019年9月10日
- 読了時間: 2分
実写版「かぐや様は告らせたい」を見た。
このキャスティングを担当した人って、天才だよな…。
というか、悪意を持ってやっているんじゃないかとすら思えてくる。 何しろ、メインの2人は声が酷いせいで、実力よりも、さらに演技が酷く見えるアイドル(正確には女優の方は元アイドルだが)の組み合わせだからな…。
そして、作品自体も酷い…。 いや、笑えるし、はしかんは可愛いけれどさ、映画としてはクソと言うしかないでしょってのが正確な感想かな…。
チープなCG背景、多用されるテロップ、何故か演者のナレーター名がクレジットされるメタ構造等々、演出がバラエティとか深夜ドラマなんだよね…。多分、深夜ドラマとして、この作品を見ていれば、絶賛すると思うけれどね…。
あと、演出が古い。 主演がキンプリとはしかんってことは、ターゲットは10〜20代でしょ。 そういう人たちを相手に、涙のリクエストとか2001年宇宙の旅とかのネタをやったって、 理解されないでしょ。
古い演出といえば、下ネタもそうだよね。
はしかんに、チ○チ○連呼させるのも、どうかと思うよね、今の時代にね…。まぁ、笑えたけれどさ。
それにしても、こんな映画とは呼べない代物が観客動員数ランキング1位とはね…。 というか、何気にはしかんって、ヒット請負人だったんだな…。 「セーラー服と機関銃」や「ハルチカ」で大コケ濫造のイメージが強かったが、よく考えたら、「銀魂」以降の出演作、全部ヒットしているんだよな…。驚いた。 まぁ、自分もはしかんが出ている映画を見るの、今回で10作目だけれど…。
そういえば、ネット上で、本作を見た人の「福田雄一って凄いんだなぁ」という感想を見たが、本当にその通りだと思う。 本作に出ているはしかんやジロー・サトーといえば、福田組だから、尚更そう思うのだろうが、同じバラエティ番組や深夜ドラマ的な映画でも福田作品なら、もう少し映画として楽しめたのになとは思ったかな。
ところで、いつになったら、映画・ドラマ・アニメの関係者は、高校生は学生ではないと気付いてくれるのだろうか…。
生徒会の話だよね。なのに、何故、学生って言葉を使うのだろうか?
教育関係者とストレートなニュース原稿を書いたことがあるマスコミ関係者以外、高校生は学生ではなく生徒って知らないのか?ダメだろ!生徒会、生徒手帳って言葉の意味、理解してないだろ!

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