BanG Dream! FILM LIVE
- 原田崇央
- 2019年9月18日
- 読了時間: 3分
ライブ・ビューイングとか、収録ものでも音楽モノとか、一応映画として作られたものでもライブ・スペースとかでの爆音上映とかだと、入場料金が高いものはあるが、アニメで上映時間が70分程度の作品で2000円均一は高いよな。あと、TCチケットとかで購入できないのもおかしい。
ヤマトなんて、いくらテレビ放送を前提とした作品の先行上映とはいえ、100分くらいの作品を通常料金より安く上映していたんだからな…。
いかに、ぼったくりかが分かる。
そして、この映画?を見ると、バンドリというプロジェクトが何故、盛り上がらなくなったのかがよく分かるよな…。主人公バンドのポピパよりもロゼリアの方が人気あるんだからな…。
自分がバンドリに興味を持ったきっかけは、ブシロードのイベント(2015年のブシロードライブ)かな。
その後、テレビ版がスタートし、1期は多少、不満はあったものの、放送されたエピソードは全部見たし、ポピパのCDもちょくちょく買っていたんだよな…。
でも、関連バンド(実際に演奏していないものも含む)がどんどん増え、しかも、ポピパよりも人気のあるバンドが出たおかげで、2期はほとんどストーリーがなくなり、各バンドの新曲を紹介するための番組になってしまい、途中で、というか最初の1ヵ月見ただけで、見るのをやめてしまったんだよな。
(アニオタがよく言うCG描写が嫌いで見ないというのではない。むしろ、CG描写はもっとやっても良かった)
こういう展開になったのは、主人公バンドが一番人気ではないからだよね…。
他のバンドを見せた方が売れるからでしょ…。
今回の「ライブ映画」でも、本編オープニングアクト兼本編トリみたいな変な立ち位置になっているのは主人公だけれど、人気がイマイチだからってことだし…。
それにしても、このバンドリって、アイドルアニメとバンドアニメのおいしいところを取ろうして、失敗したって感じだよな…。
本当にバンドものでやりたかったら、ペンライトなんて必要ないのに、ペンライト描写が必要なのは、メンバーを演じるアイドル的人気の声優でライブをやった際に、グッズとしてペンライトを売るためだしな…。
ペンライトといえば、本作でロゼリアは別格としても、それ以外のバンドの人気はバラバラなのに、ペンライトの色がきれいに揃うのおかしいでしょ!
まぁ、現実のガールズ・バンドでもサイサイみたいなアイドル的人気のもいるしな…。
というか、ポピパとサイサイでコラボ曲出していたな…。
あと、バンドリのガールズ・バンド描写で納得いかないのは、アイドル的人気の声優がメンバーの声を担当しているために、基本、どの楽曲でも全メンバーにリードを取るボーカル・パートがあるんだよな…。
普通のバンドでは、リード・ボーカル以外はコーラスのみという楽曲も多いし、ドラムなんか、コーラスにすら参加しないことも多いのにね…。
そして思う。
本職でない人が声優を務めると、なんでもかんでも批判する連中がいるが、そういう連中は声優が歌うことを批判しないのか?演奏することを批判しないのか?何故か、彼らは批判しないんだよね。矛盾しているよね。
だから、非本職声優を叩く連中の意見は無視することにしている。

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