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アド・アストラ
- 原田崇央
- 2019年9月21日
- 読了時間: 2分
SF大作のふりをしたアート映画だった。そりゃ、ベネチア映画祭のコンペで上映されるわけだ…。
なので、日本での大ヒットは期待できないかもしれないが…。
プラピはこれで主演、「ワンハリ」で助演で、賞レースをダブルで賑わせる可能性も出てきたな…。
まぁ、本作は立派なハリウッド・メジャー大作なんだけれどね。
でも、20世紀フォックス映画なのに、ロゴに流れる音が違っていて驚いた。
フォックス配給でもドリームワークス製作作品とかではファンファーレが流れないこともあるし、「ボヘミアン・ラプソディ」のようにロック・バージョンで流れるというのはあるけれど、これは流れないからな…。それとも、「女王陛下のお気に入り」のように、よく聞くとファンファーレだったりするのかな?まぁ、それだけを確認するために見直す気はないが。
ところで、音楽はマックス・リヒターなのか!
「メッセージ」といい、これといい、アート系SF大作には欠かせない作曲家ってイメージなのかな?
それにしても、「メン・イン・ブラック」「スペース カウボーイ」のトミー・リー・ジョーンズ、「アルマゲドン」のリヴ・タイラーと“宇宙モノ”でおなじみの俳優が出ているな…。
そして、この2人と主演のブラピという組み合わせだと、90年代っぽいよな。
全体としては、「2001年宇宙の旅」「未知との遭遇」「コンタクト」「メッセージ」みたいな哲学的SFと、「アルマゲドン」「スペース カウボーイ」みたいな自己犠牲系SFが混ざったような作品って感じだった。

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